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◆産婦人科
 現在当科で扱っている分野は多岐にわたっておりますが、妊娠および分娩、婦人科疾患(良性および悪性腫瘍および子宮脱)、不妊症、更年期障害、婦人科的な感染症などに分類できます。
 分娩に関しては、頭位であれば自然分娩を原則の方針としています。予定日超過などの場合はICののち誘発分娩を施行することもあります。高リスクの妊娠・分娩も受け入れておりますが、新生児が未熟児で集中治療を必要とする場合は三次施設に早めに紹介させていただいております。また、逆子に対しては積極的に外回旋術を行い頭位とし自然分娩を行えるよう努めています。子宮筋腫・卵巣嚢腫など良性婦人科腫瘍についてはICののち治療方針を決定しています。良性腫瘍は経過観察可能な場合も多いですが、希望があれば積極的に手術を施行しています。また子宮脱に対する腟式の手術も積極的に行っています。おもに取り扱っている悪性婦人科腫瘍は、子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌です。手術・抗癌剤などによる治療を行っていますが、当院には放射線治療の設備がありませんので、その適応となる状態の場合は他院へ紹介となります。子宮頸部の前癌病変(CIS)に対しては妊孕性を温存する円錐切除術を積極的に行っています。
 不妊症に関しては、排卵誘発や人工授精などの体外受精以外の治療を行っています。近年は体外受精を希望される御夫婦が多くなっていますので、希望があれば早めに紹介する方針としています。
 婦人科的な感染症で現在注目されているのは、クラミジア感染などの性行為感染症です。若年者への蔓延も危惧されている疾患ですが、これらの治療も行っています。
◆医師一覧  (氏名をクリックすると、各医師の詳細を表示します。)
診療科 役職 氏名
産婦人科 診療部長 井嶋 眞理
医員 澤田 まゆみ
仲谷 傳生
挿絵
◆診療科紹介
所有する主な機器  コルポスコープ(子宮頸部の病変を観察する装置)
 
子宮鏡
学会認定施設  日本産科婦人科学会臨床研修指定施設
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