愛365日 臨床工学室 ホーム部門より>臨床工学室
 
 
◆臨床工学士とは?
 病院の中には医師、看護師をはじめ、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、理学療法士など、様々な職種、が混在しますが、その中の臨床工学技士とは「医師の指示のもと、生命維持管理装置の保守管理、運用を行う者」であり、当院では血液浄化、結石破砕装置、人工呼吸器、循環器業務、各種医療機器管理における業務を行っています。
当院では現在10名の技士が業務に携わっています。
 
<血液浄化>
当腎センターでは慢性維持透析患者の血液浄化(血液透析、血液透析濾過)と急性血液浄化(血液吸着、血漿交換、CHFなど)を行っています。
透析装置の点検、修理も行い、透析室のスタッフの一員となっています。
<ESWL(体外式衝撃波結石破砕療法)>
腎結石、尿管結石を主として、外科的手術を必要とせず結石を破砕します。医師とともに治療に関わっています。
<人工呼吸器>
人工呼吸器の保守、管理を行っています。患者呼吸回路のセッティング、使用物品の管理を行っています。呼吸器の勉強会など教育分野も携わります。

<医療機器管理>
輸液ポンプ、シリンジポンプ、低圧持続吸引器、静脈血栓防止用フットポンプ、心電図テレメータ、除細動器、保育器など病棟医療機器の貸し出し管理、点検、修理を行っています。


<眼科手術機器>
白内障、硝子体手術時の手術機器操作を担当しています。

<循環器業務>
心臓カテーテル検査では、EPS(電気生理学的検査)、IVUS(血管内エコ−)、IABP(大動脈内バルーンパンピング)、ポリグラフの操作を行っており、カテーテル治療では、PCI、アブレーション、ペースメーカー植え込み・置換術などの周辺機器の操作を行っています。
また、ペースメーカー外来では患者様に植え込んだペースメーカーの設定や、不整脈の履歴を確認したり、ペースメーカーの電池の残量を調べたりしています。

臨床工学技師は医療機器の専門技術者として医療に貢献していきます。
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